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独り言

数え年十三歳の渡月橋

昨日まで3日間続いた京都の夏日。異常に暑くておかしいです・・・でも、今日はいい感じの春の日でした。
桜も後半。ゲストの皆さんも鞍馬貴船や嵐山、東山清水方面などなど京都観光には外せない場所へ、あちこちへ。帰って来た皆さんに様子を聞いて楽しんでいます。

嵐山・渡月橋で思い出した「十三参り」。そろそろじゃないかと・・・
十三参りってご存知でしょうか。京都では数え年13歳の4月に(4月13日が本日らしいですが)、嵐山の法輪寺さんに知恵を授かりにお参りするという行事です。女の子は着物なんかを着せてもらって、本人はちょっと大人気分で挑むわけですが、小6年齢ですから七五三の延長みたいな感じ(13歳の方、失礼しました。)です。
そのお参りの帰りに、「渡月橋を渡り終えるまで後ろを振り返ってはいけない」のです。何でも、参って授かった知恵を失うとの言い伝えがあるようで。そういわれると振り返りたくなるもので、その気持ちと格闘?しながら渡り切ることで、「少し大人になった自分」を感じる訳です。
時々、へそ曲がりの13歳が「後ろ向きに歩けば、振り返ったことにならない」などと言って、後ろ向きに歩いて橋を渡るなんてこともあるとかないとか。え?私はそんなことはイタシマセン・・・確か。

4月の嵐山には、まっすぐ前を見て渡月橋を渡る13歳がたくさんいるはずです。注意して見てみてくださいね。

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