いきなりですが「高千穂あまてらす鉄道」を。
1980年代半ば、大学1回生の冬。私、初めての一人旅に出たのが九州でした。
当時あった《周遊券》を握りしめ、ローカル線をひたすらたどりながらの寄り道気まま旅。2~3週間という今思えば非常に贅沢な旅。人生の宝物になっています。
「国鉄」時代のローカル線、全国的にどんどん廃線になってしまって寂しいんですが、この、「高千穂線」もなくなってしまいました。宮崎県の山奥から延岡までの単線で、当時でも通学の高校生メインの2両ぐらいしかないガッタンコ電車。山合いを走るので鉄橋が多く、中でも「高千穂鉄橋」が日本一?ぐらい、とにかく高くて。旅先のユースホステルで知り合った友人と、早朝、その鉄橋を歩いた覚えがあります!!
当時でさえローカルだったので一時間に何本も電車が通る訳でもなく、今のように規制されていたわけでもなく(一応規制されていたのかもしれませんが、呑気な昔だったので、地元の人も「ココから渡れるよ」と、教えてくれるぐらいで・・・)。
さすがに高すぎて足がすくみ、途中で折り返してきたと思うのですが、強烈な印象が残っています。
何かの旅雑誌か?で、この高千穂線を利用して観光列車が走っていることを、先日知りました。鉄橋の高さ(105m)を利用して、まるで遊園地のアトラクション?《高千穂あまてらす鉄道》というそうです。
高いところは苦手ですが、懐かしの高千穂線。行ってみたい気持ちがまたムクムク・・・です。
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