「ゲストハウスをするために、この建物の規制とかいろいろ大変だったんじゃないですか?」と、妙に具体的な質問をゲストからされました。おそらく私と同年配。同業を目指しておられるのかとお聞きすると・・・
「いえ、ファミリーホームをしようかと計画中で・・・でも、建物も色々と大変で」とおっしゃる。
二年前から里親としてある姉妹を引き取り、一緒に暮らしておられるとか。「今日はレスパイト(ケア休憩)で出かけてきました!」
私が「前職は児童自立支援施設で寮母をしていた」とお話しすると、一気に距離が縮まり、さまざまに共感。色んなお話が聞けました。
初めてあずかった子どもさんが高齢児で、なかなかしんどいだろうなという今の状況ですが、ちっともそんな感じで話をされず、「やりがいがあって楽しい。これからの人生はファミリーホームをしたい」と。
「まさか、こんな所で理解してもらえる方と出会えるなんて! たくさん聞いてもらえて良かったです。」と、こちらが恐縮するほど喜んでもらえた感じで。何にも、普通にお話をしていただけで、むしろ私も楽しかったぐらいなのにお役に立てたのなら・・・ねぇ~。
自ら望んで劣悪な環境に生まれ育った訳ではない、そんな子どもたちが沢山います。そんな子供たちをひっくるめて家族として生活しようとしている人、本当にすごいと思います。
話ぐらいいくらでも聞きます! 応援しています。
私の方が救われた気がする夜でした。
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