海外ゲストをたくさん迎えて感じるのは、「日本人の旅はせっかち」だという事。中国の人もかなりせっかちな気がする。でも、大体の国の人はゆっくりゆったりしているなと。
あと、みんな自分の国の政治や経済、歴史についてよく知ってる。私は日本の事についてどれだけ説明できるんだろうか・・・
語学堪能であれば、色んな話をもっと出来るのでしょうが、それでも、違う国の話や文化を教えてもらうことが多くて楽しいです。
この前のメキシコの彼女。
メキシコの小学校の先生なのですが、2年間、中国の小学校で働いていたのです。で、アホな質問ばかりしていると日本人はバカじゃないかと思われても・・・なので・・・「メキシコの子どもと、中国の子どもでは何が一番違うか」と聞いてみた! 高度な質問でしょ?
彼女の回答は「メキシコの子どもは叱ると静かになって、授業が出来る。中国の子どもは叱っても全然~。教室を動き回る。注意をきかない。」らしいです。これは有名な《一人っ子政策》のために、家での躾が甘くなっているという、政策のマイナス部分が表れているのではないかと言う話になり・・・
そして、「なぜ、中国の教員をすることにしたのか」との質問には「メキシコは給料が安い」と、即答。そうか、中国の方が給料が良いんだ・・・メキシコ経済のお話も少々伺いました。
台湾のゲストには、「台湾人の高齢の人は日本語がわかる。その歴史的背景」とか、「中国と台湾の微妙な関係」とか、もう社会科の授業のように解説してもらったり。
大体の海外ゲストは日本について、「日本は水道の水もキレイで飲める。シャワーの水でさえ上質。」「どこへ行っても清潔。安全。親切。」「ニホン、ダイスキデス」
日頃考えてもいない日本の当たり前の事について、感謝すべきだと、時々彼女らから学んでいます。
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