42年前に打ち上げられたアメリカの宇宙探査機ボイジャー2号が、太陽圏を脱出したという解説記事を目にしました。
宇宙にロマンを感じる乙女な私は、その記事に釘付け。これ以上の長旅プランを見たことが無いものですから。
大体、まず、42年前から飛び続けていて、太陽圏内の情報を毎日毎日毎日16時間ほどかかって送り続けていることに、ひぇ~。私が制服を着ていた頃からだ~!
太陽圏を包み込んでいる厚い層を抜けて、太陽系を脱出するのが、3・・・3万年後?!
情報の交信に必要な原子力電池がもう10年弱で切れるそうなので、情報が送られてくるのはそれまでらしいのですが、そのあとは《未知の生命との遭遇を求めて》宇宙を漂流し続けるとの事。その生命体との最初の遭遇チャンスは4万年後らしいです・・・
「太陽系を脱出してその後1万年後に遭遇しそうな星に接近するってことで、この後は1万年しかかからんやん・・・」と、記事を読みながら、この壮大なお話にすっかり距離感も分析能力もなくなっている私。
漂流を続ける探査機には、動物の声や波や雷の音、世界中の言葉、クラシックやジャズ、尺八演奏も入っているレコード。地球や動物の画像も乗せていて、いつ作られたものかがわかったり、再生するための機器もしのばせているらしいのです。
これを4万年以上先にどこかの生命体が受け取るなんてことがあるんだろうか・・・
地球がすでになくなっていたとしても、これは漂流し続ける? けど4万年もボイジャーは存在できるの??
この、訳の分からん話を実行している地球人は、なんてロマンチストなんだろうと思うのでした。
久しぶりにユーミンの「VOYAGER」が聞きたくなった、単純生物です。
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