女子寮のオッサン。怖いですね。しかも「たち」で、複数形。怖いですね。
その集会が先日行われました・・・笑
時々、このゲストハウスを閉めて、私の前職仲間の集会に利用してもらっているこの頃です。
今回は女子寮のオッサンたち。つまりどういうことかと言うと・・・
児童自立支援施設の小舎夫婦制で運営されている所は、施設の中に本物の夫婦(その家族も)が住みこんで子どもたち(多くて10名ぐらい)の支援に当たっています。施設の大きさによって、その夫婦寮の数は少なかったり多かったりするのですが、まあ、一つの大きなご近所集落のような状態になっていると言う、不思議な施設です。
施設の中には男子寮、女子寮があり、今回の集まりはこの、「女子寮」担当の寮長(ご主人)たち。
仕組みがよくわからない方にも、何となく想像がつくと思われるのですが、女子寮の状況としては、一つの疑似家庭に中学生年齢の女子ばかりと夫婦職員が集団生活をしているのです。
だいたい、中学生年齢の女子は反抗したり?まあ、一般的にめんどくさいと言われる年齢なので、お父さん的な役割の寮長と娘たち(寮生)とは、男子寮とは違う微妙な関係・・・となり、お母さん的な役割の寮母(寮長の奥さん)の力が重要となってくる・・・のが一般的です。しかも、どの施設も女子寮は男子寮よりも圧倒的に寮舎の数が少なく、つまり同じ施設内に女子寮の寮長が他にいない事もあるのです。そこで発足したのが、この「女子寮長会」。近畿各県から女子寮の寮長ばかりが、その悩みと悲哀を持ち寄って、ひっそりと寄り添う集会に成長したらしいのです。
ふふっ
「お前らなぁ~。奥さん(寮母さん)にすぐ(立場を)越されるぞ~」「俺がどんだけ、生徒にも奥さんにも気ィ使って暮らしてるかわかるか~」「そうなんや、奥さんがおらんかったら成り立たんのや・・・」
飲みが進むと、先輩オッサンが若手オッサンに、愚痴なのかアドバイスなのかわからん説教?が始まり、爆笑。
女子寮もソコソコ長くやらせてもらっていた私にも、よーーーくわかる? 心の叫びでした。
本当はゲストハウスで業界の女子集会をたくさんしたいのですが、どういう訳かこういうものなのか、「オッサン時々兄ちゃんたち」の集会が多くなる現実に、この業界の闇を感じる私です。
こうやってオッサンたちが集まれるのも、奥さんたち(寮母さんたち)のおかげだという事、一応、周知しておきますね。
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