夜、気ままに一人で映画。
そんなことをしたことがない今までだったので、最近は時々楽しんでおります。
何を見ようかなと思った時、私はだいたいストーリー重視で、暗い話や怖い話は苦手。あまりにも非現実的なものよりも実話が面白い。あと、せっかく大きなスクリーンで観るなら、景色の素晴らしいのが。
先日は「景色」と「実話」に惹かれて、しかも「地味に話題」と聞き、《ウインド・リバー》を観ました。
・・・暗くて怖かった・・・
サスペンス?かな。大きな銃声に驚きおののいて座席から転げそうになり、白熱した緊張場面に自然と両手が挙がってフルフルし・・・比較的空いていたからよかったものの、ご迷惑なリアクションで鑑賞していた私。
だって・・・ものすごかった・・・
ほぼ実話なところが恐怖です。
ネイティブアメリカンの保留地が抱える問題がベースになっていて、現代でもこんなことがまかり通るのかと、恐ろしくなりました。
アメリカでも日本でも世界中のどこでも、人間の住む世界にはこういった不条理な事が、なにがしか生まれてしまうのか・・・
見ごたえのある、ずっしりと考えさせられる映画でした。
広大で美しい自然が、恐怖を煽ってくるように感じてちょっと悲しかったけれども、観てよかったです。世界をもっと知らねば。
機会があれば是非、おすすめします。暑い夏に雪の中の話!
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