《児童自立支援施設》って、多分、ご存知ないですよね。良ければちょっとググってみてください。おおよそのことがわかってもらえるかも?
私は長く、そこにいる子どもたちと一緒に暮らしていました。
そのことを話し出しと数週間かかりそうなので(笑)そのことはまた機会があればいろいろと・・・ですが、そのご縁から、先日、某県の児童自立支援施設に併設されている小学校の修学旅行をゲストハウスでお受け致しました。貸し切りです。
今年の六年生はたった一人。
先生と相談して決めたというコースは盛りだくさんで、金閣寺・銀閣寺・京都水族館に南禅寺、哲学の道。太秦映画村・錦市場に、もちろん伏見稲荷。晩御飯は河原町でしゃぶしゃぶの食べ放題を食べたそうです。
修学旅行用のお菓子は「500円まで」を、あれこれ悩んで自分で準備したとかで、そのお菓子袋がカバンの三分の一ぐらいの量を占めて。食べきれるのかなぁ~と冷やかされながらも、嬉しそうでした。
いつも生活をしている寮とあんまり変わらないような《ゲストハウス》なので、もっとホテルっぽいところの方が嬉しいんじゃないかなあー なんてちょっと思ったりしてしまうのですが、どうかなあ。
ただ、いつもは集団の中の一人なのに、今日は自分だけの予定。自分だけの空間。自分だけの先生。その状況を、ちょっと戸惑いながらも満喫しているように見えました。
修学旅行の思い出の一コマに残ってくれると嬉しいです。
私にとっても、特別な夜でした。
スペシャルゲスト、ありがとうございました。
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