以前、児童福祉施設で働いていた私。あの頃小学生だった彼女が21歳になって現れました。
うちのダンナの方に先日連絡があり(ダンナと夫婦で働いていたので)、京都の飲食店で働いていると聞き、一度食べに行くと約束していたので覗きに行ってみたのです。
お店の中で、私の記憶の中の小学生だったまんまの彼女が、しっかり大人として働いていました。
「元気でしたかー?」と、先に労いの言葉を掛けられ・・・
メニューの何がおススメかを聞くと「カモ南蛮蕎麦」。それを注文した私。他の物をと迷っているダンナに、「センセー、優柔ふだ~ん!」と、突っ込む彼女。何だか大人になった娘が父親をからかっているようでもあり、あの頃の生意気小学生のまんまのようでもあり・・・
バイトの後、お茶を飲みながら少し話しました。
施設を渡り歩くことを余儀なくされ、残念ながら家族ともやっぱりあんまりうまくいかない彼女でしたが、最近やっと一人暮らしが出来るようになり、気持ちも落ち着き始めた様子でした。
小さな頃からの勝気でちょっと頑固な性格が、良くも悪くも彼女の人生を左右していたように思います。「理不尽な事に負けるもんか」と、家族との事も、5年目になるというバイトでのあれこれも、元カレとの事も乗り越えてきたその強さに、たくましさを感じました。
子どもたちの(もう子どもじゃないけれど)成長ってスゴイ。私ももっと負けん気を持って、人生、戦わなければ! 笑
「今日はありがとうございました」という文章と共に、自分用に作ったという肉じゃがの画像が添えられていました。こんなこともちゃんとできる気持ちの余裕ができたんだと、ちょっと嬉しくて。
私よりよっぽどちゃんと生活してるかも・・・です。 私の元気のために、また再会を願った今日でした。
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