《児童自立支援施設》という児童福祉施設をご存知でしょうか。
ほぼ、認知度のない施設なので、説明しようとすると長くなるのですが、超簡単に言ってしまえば、様々な事情で社会不適応を起こした子ども(小学生、中学生ぐらい)を一定期間(1~2年ぐらい)あずかり、心身ともに安定した生活ができるように支援する施設です。
この施設は各都道府県に必ず1施設は設置するように児童福祉法で定められているのですが、圧倒的に数としては少ない施設なのです。
そして。必ず児童相談所もしくは家庭裁判所を経て措置されてくる、ちょっと事情が重なっている子どもたちなので、対応が難しいことも多いのが現状です。
そんな施設で30年、夫婦で働いていた私。ゲストハウスを開業したら、「悩める?児童自立支援施設の職員さんがざっくばらんに話せる場の提供をしたい」と、思っていました。各県に1施設という事は、なかなか同業者と出会うことがないので。
そして先日。
やっとその第一弾となる機会を頂きました。
子どもたちに野球の指導担当をしている近畿各地の(飛び入りで岡山からも!)職員さんたちが、集合して飲み会を開催。若い野郎どもと、もう若いとは言えないおじさん職員さん達の集団。ゲストハウスは臨時休業しちゃいました。
飲んではしゃべり、飲んでは笑い、飲んでは乾杯・・・の、いつもの女性専用とは違ったムサクルシイ(笑)風景でしたが、仕事を終えて夜中にでも近畿のあちこちから駆け付けて来る様子を見て、いつもとはまた違った幸せを感じました。
次回は是非、女性版を。とっくにおじさん版も。新人職員さん版も。もちろん、何でもありの混合版も。
現役時代に自分が欲しかった場所を作っていきたいです。
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